【写真:Getty Images】
【オーストラリア女子 3-4 アメリカ女子 東京五輪3位決定戦】
東京五輪(東京オリンピック)女子サッカー3位決定戦のオーストラリア女子代表対アメリカ女子代表戦が5日に行われ、4-3の勝利を収めたアメリカが銅メダルを獲得した。
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今大会を通して苦しい戦いを強いられてきた女子ワールドカップ王者アメリカと、初の4強進出を果たしたオーストラリアが銅メダルを懸けて激突。両チームはグループステージ最終節でも対戦しており、その時はスコアレスドローに終わっていた。
試合は序盤から両チームが積極的に攻め合う展開に。アメリカはクリステン・プレスのシュートが豪州GKの好セーブに阻まれてCKを獲得すると、左CKからミーガン・ラピノーが右足で放ったボールが弧を描いて直接ネットに突き刺さるゴールで先制した。
オーストラリアも17分、エースのサム・カーが抜け出して同点ゴールを流し込む。だがアメリカはその4分後に再びラピノーがクリアボールをボレーで叩き込んでリードを奪い返し、前半アディショナルタイムにもエリア左に抜け出したカーリー・ロイドがワントラップから左足で鮮やかなシュートを決めてリードを広げた。
後半立ち上がりの51分にも抜け出したロイドがGKとの1対1を決めて3点差に。だがオーストラリアも諦めず、元仙台レディースのケイトリン・フォードが決めて追い上げへの望みをつなぐ。
その後もポストを叩いたカーのシュートや、ネットを揺らしながらもオフサイドとなったロイドのシュートなどお互い決定的なチャンスを生み出す。後半アディショナルタイムにはギルニクがエリア手前から強烈なミドルを突き刺して1点差に詰め寄った。
最後まで攻め続けたオーストラリアだが追いつくには至らず、4-3で逃げ切ったアメリカが勝利。アメリカは決勝でなでしこジャパンを破ったロンドン五輪以来2大会ぶりのメダルを手に入れる結果となった。
【得点者】
8分 0-1 ラピノー(アメリカ)
17分 1-1 カー(オーストラリア)
21分 1-2 ラピノー(アメリカ)
45+2 1-3 ロイド(アメリカ)
51分 1-4 ロイド(アメリカ)
54分 2-4 フォード(オーストラリア)
90+1分 3-4 ギルニク(オーストラリア)
【了】