【U-24日本 0-1 U-24スペイン　東京五輪・準決勝】

　東京五輪（東京オリンピック）男子サッカー準決勝のU-24日本代表対U-24スペイン代表戦が3日に行われ、延長戦の末に1-0でスペインが勝利を収めた。森保一監督が試合を振り返ってコメントしている。

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　優勝候補スペインを相手にやはり劣勢を強いられながらも耐え続け、1点を奪う隙をうかがい続けた日本。だが延長後半も残り5分となったところで痛恨の1点を奪われ、初の五輪決勝進出はならなかった。

「選手たちが粘り強く戦いながら、攻撃のチャンスをうかがう、得点のチャンスをうかがうということでよく戦ってくれたと思います。残念ながら勝利することはできなかったですけど、次に切り替えていきたいと思います」と監督は試合後に語っている。

　金メダルの夢は消えた日本だが、まだ53年ぶりの五輪メダル獲得のチャンスは残っている。6日に行われる3位決定戦では銅メダルを懸けてU-24メキシコ代表と対戦する。

「もう結果が出てしまったので、ここで切ってしまったら次はない。次への準備はそんなに簡単ではないですけど、我々がメダルを獲るために、もう一回反発力を発揮していこうということを選手たちに話しました」と森保監督は最後の戦いへの見通しを示した。

【了】