U-24日本代表は3日、東京五輪(東京オリンピック)・準決勝でU-24スペイン代表と対戦する。勝てばその時点でメダル獲得が決まる重要な一戦だが、若き森保ジャパンは果たしてどのようなパフォーマンスを披露するだろうか。
優勝候補スペインと“再戦”
準々決勝ではU-24ニュージーランド代表の素晴らしい粘りと集中力の高さに大苦戦。それでも、PK戦の末に何とか4-2で競り勝つことができ、日本は2012年ロンドン大会以来、3回目の五輪ベスト4入りを決めることになった。
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日本サッカー界悲願の金メダル獲得まであと2勝。もちろんここまで来たら、全力で頂点まで突っ走ってほしいところである。しかし、そこに至るまでの道のりは、決して勢いだけで進めるほど楽なものではない。
まずU-24日本代表が乗り越えなければならない壁は、準決勝U-24スペイン代表戦だ。すでに欧州トップレベルでプレーする選手を多く抱える同国は、今大会の優勝候補筆頭。本番直前の強化試合で対戦した際は1-1のドローだったが、相手はその時と全く別のチームと考えていいだろう。若き森保ジャパンにとって、今大会最も厳しい戦いになることは間違いない。
そんなU-24スペイン代表を相手に、日本はどのようなメンバーで挑むべきか。ここからは、準決勝の先発イレブンを考えていきたい。
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