WG&FW
【写真:Getty Images】
堂安律(PSV/オランダ)
生年月日:1998年6月16日(23歳)
A代表通算成績:20試合3得点
U-24通算成績:9試合6得点
堂安律は東京五輪前のU-24ホンジュラス代表戦で圧巻の2ゴールを記録。続くU-24スペイン代表戦では久保建英のマイナスのボールにダイレクトで合わせゴールするなど、好調を維持していた。五輪本大会ではU-24メキシコ代表戦でPKを沈め、今大会初ゴールをマークしている。
右サイドが主戦場となる堂安だが、トップ下などでもプレーできる。力強いドリブルからのカットインは持ち味で、利き足の左足で強烈なシュートを放つことができる。それだけでなく、抜群のテクニックから繰り出されるパスも武器だ。ここまで1得点に留まっているが、とくに久保とのコンビネーションは光っている。金メダル獲得へ向けて、日本の10番の活躍に期待がかかる。
【写真:JMPA代表撮影】
相馬勇紀(名古屋グランパス)
生年月日:1997年2月25日(24歳)
A代表通算成績:3試合0得点
U-24通算成績:16試合3得点
相馬勇紀は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)から合流後すぐのU-24ホンジュラス代表戦に途中出場。堂安律の2ゴール目をアシストし、途中出場ながら結果を残した。続くU-24スペイン代表戦でスタメン出場し、積極的なサイド突破を見せるなど存在感を発揮。東京五輪初戦のU-24南アフリカ代表戦、U-24フランス代表戦で途中出場。U-24メキシコ代表戦、準々決勝のU-24ニュージーランド代表戦はスタメン出場を果たしている。
相馬の武器はスピードとドリブル。今大会でもメキシコ戦で得意のドリブルからチャンスを演出し、2ゴール目のPKを獲得。対人の際のスピードを活かした縦へのドリブルは、U-24スペイン代表といえど、簡単には止められないだろう。左サイドでの相馬の躍動に注目だ。
【写真:Getty Images】
林大地(サガン鳥栖)
生年月日:1997年5月23日(24歳)
A代表通算成績:出場なし
U-24通算成績:7試合1得点
滑り込みで東京五輪メンバーの座を掴み取った林大地は、直前の強化試合からレギュラーに定着。当初は上田綺世、前田大然に次ぐ3番目のFWとされていたが、アピールに成功しワントップの座を掴んだ。もはやサガン鳥栖の“ビースト”はこの代表に欠かせない存在だ。
林は泥臭く、愛称の“ビースト”のごとく果敢にゴールを狙う姿勢を見せる。東京五輪では開幕から2試合連続のスタメン出場。グループ最終節のU-24フランス代表戦は登録メンバー外で出番なしとなったが、準々決勝ではスタメンに復帰した。ポストプレー、前線からのプレスで得点に絡むことはあるが、ここまでまだ得点出来ていない。準決勝では、U-24日本代表を決勝に導くゴールを狙う。