リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。
スペイン代表の未来を担う屈強なファンタジスタ
【写真:Getty Images】
FW:ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)
生年月日:1997年4月21日
19/20リーグ戦成績:37試合10得点11アシスト
市場価値:7000万ユーロ(約84億円)
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バスク出身のミケル・オヤルサバルは、レアル・ソシエダの象徴的な存在となった。18/19シーズンから背番号10を背負い、現在はキャプテンを務める。今季で4季連続2ケタ得点を達成し、スペイン代表でもコンスタントにプレーしている。
オヤルサバルがボールを持てば、何かをしてくれると期待できる。狭いエリアでもボールを失わない「テクニック」や鋭い「ドリブル」を備え、ラストパスやシュートの精度も高い。戦術理解度も高く、味方を活かしたり、囮になってスペースに走るプレーも献身的に行う。
45という「守備力」は、FWとしては低くない数字だ。自己犠牲の精神も持ち合わせ、ファイティングスピリットを示し続ける。若くしてソシエダの主将を任されるオヤルサバルには、ビッグクラブの関心も絶えない。しかし、オヤルサバルはクラブへの忠誠を誓い、チームメイトのために走り続けている。
【了】