【写真:Getty Images】
ベルギー1部のシント=トロイデンVV(STVV)に所属するFW鈴木優磨に対し、同じベルギーのアンデルレヒトが獲得に向けたオファーを出したとみられている。ベルギー紙『ヘット・ニュースブラット』が伝えた。
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昨季のSTVVではリーグ得点ランキング4位の17ゴールを挙げる活躍をみせ、夏の移籍市場ではステップアップとなる移籍も予想されていた鈴木。だが移籍先は決まらないまま新シーズンの開幕を迎え、去就が不確定な状況でSTVVの試合には出場していない。
鈴木の獲得に関心を示していると噂されていたクラブはトルコのフェネルバフチェやイタリアのボローニャなど。だが、新天地は同じベルギーの名門クラブとなる可能性があるのかもしれない。
ベルギー紙の報道によれば、アンデルレヒトは複数のFW補強を画策しているとのこと。バイエルン・ミュンヘンに所属する20歳のオランダ人FWジョシュア・ザークツィーをレンタルで獲得する可能性が高まっており、さらにもう一人の新戦力候補として鈴木もリストアップしているとみられている。
アンデルレヒトは鈴木の獲得に向けて移籍金400万ユーロ(約5億2000万円)のオファーを提示したとのこと。STVVはこの金額に満足しているわけではないが、状況を考慮すればオファーに応じる可能性もあるのではないかとの見通しも伝えられている。
過去にMF森岡亮太(現シャルルロワ)も所属したアンデルレヒトは34回のリーグ優勝を誇るベルギーの超名門クラブだが、過去4年間はリーグタイトルから遠ざかっている。王座奪回に向けて、ベルギーで実績を残した日本人FWをチームに加える可能性もあるのだろうか。
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