U-24日本代表は31日、東京五輪(東京オリンピック)男子サッカー・準々決勝でU-24ニュージーランド代表と対戦。試合は0-0のまま延長戦を含めた120分を終え、PK戦の末にU-24日本代表が準決勝進出を決めている。この試合中、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)
「谷晃生は今日も自信満々」
――今日もよろしくお願いします。酒井宏樹が累積警告により出場停止となったので、右サイドバックには橋岡大樹が起用されました。
「橋岡も旗手怜央も攻撃的なので、積極的に参加していくと思う。守備的なニュージーランドに対して、サイドバックの上がりが重要だと思う。オーバーラップは武器になる」
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――一方でニュージーランドの攻撃にも気を付けないといけないですね。オーバーエイジのクリス・ウッドは過去の日本代表戦2試合で3得点を決めています。
「でも、吉田麻也と冨安健洋は欧州のストライカーとの対峙になれているから、対応できると思う。間違いなくいい戦いになりそうだね」
――立ち上がりから激しいですね。橋岡大樹とリベラト・カカーチェが空中戦で激しい競り合いを見せました。
「いきなりチームメイトとぶつかったね。このバトルは気になります」
「谷晃生は今日も自信満々ですね。そして日本はいいカウンターを見せました」
――林大地のクロスがフリーの遠藤に通ったのですが、シュートをミートできませんでした。
「決めるより外す方が難しかったけど……」
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