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ニュージーランドメディアは両チームの健闘称える「日本が突破にふさわしかった」【東京五輪男子サッカー】

text by 編集部 photo by Getty Images

日本対ニュージーランド
【写真:Getty Images】



【U-24日本 0-0(PK4-2) U-24ニュージーランド 東京五輪・準々決勝】

 東京五輪(東京オリンピック)男子サッカー準々決勝のU-24日本代表対U-24ニュージーランド代表戦が31日に行われ、0-0からPK戦4-2で日本が勝利を収めた。ニュージーランドの各メディアは敗戦に悔しさを見せながらも、両チームの戦いぶりを称えている。

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 グループリーグでの戦いぶりや開催国であることなどから日本の圧倒的優位が予想された一戦だったが、120分間を通してスコアは動かず。最後はPK戦にまでもつれ込み、日本が辛くも準決勝進出を果たす結果となった。

 ニュージーランドは今大会初戦のU-24韓国代表戦で五輪初白星を挙げ、準々決勝進出も初。すでに快挙と言える結果を残していたこともあり、各メディアはチームの健闘に対して賛辞を送っている。

「オリホワイツ(ニュージーランド五輪代表の愛称)は歴史的な大会を胸が張り裂けるような形で終えた」と『ニュージーランドTV』は試合について報道。シュート数では21対8と日本が上回りながらも120分間を0-0で終えたことについて、「GKマイケル・ウートが大きな理由だった」と守護神の好セーブを称賛している。

「大会を終えたが、誰も予想できなかった形だった。(勝利オッズ)14倍の不利が予想されながらもニュージーランドは準々決勝で素晴らしい戦いを見せ、開催国を追い詰めた」と『ニュージーランド・ヘラルド』も代表チームの健闘を強調。「見事な戦いを見せたチームにとって残酷な結末ではあったが、チャンスの数で言えば日本が突破にふさわしかったことは間違いない」と対戦相手も称えた。

 ニュージーランド『ニュースハブ』は「PK戦という最もつらい形で夢が終わった」と敗退について報道。チームの健闘を称えながらも、「(GK)谷晃生を本格的に脅かすことはできなかった」「得失点差での決勝トーナメント進出はグループの楽な組み合わせに恵まれたことも間違いない」と冷静にも分析している。

【了】

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