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吉田麻也、悔しい思いは「もうしたくない」。勝利決めたPKは「最後一本…」【東京五輪男子サッカー】

text by 編集部 photo by Getty Images

吉田麻也
【写真:Getty Images】



【U-24日本代表 0-0(PK4-2) U-24ニュージーランド代表 東京五輪2020準々決勝】

 東京五輪(東京オリンピック)2020男子サッカー競技準々決勝、U-24日本代表対U-24ニュージーランド代表が31日に行われた。試合は0-0で120分間を戦い終え、PK戦の末に日本が勝ち上がった。勝利を決めたPKキッカーを務めた吉田麻也が試合後のインタビューに答えた。

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 日本は主導権を握りつつも、ゴールが決まらないまま90分が終了。延長戦でもクリス・ウッドなどのポストプレーや相手の体を張ったプレーに苦戦し、ゴールがないまま延長戦が終了。試合はPK戦に突入し、最後は吉田が決めて日本の準決勝進出が決まった。

 勝利を決めたPKについて吉田は「もう蹴ると決めてたんで、(谷)晃生が2本止めてくれたんで、正直一本外してもいいかって気持ちで蹴りました」と笑顔を見せた。

 吉田はここまで全試合フル出場。今回の試合は120分を戦った。コンディションについては「上がってきました。これからあと2試合頑張ります」と頼もしいコメントを残した。

 次の相手は本大会前に1-1のドローに終わったスペイン。次の試合について吉田は「ロンドン五輪の時もメキシコと一回テストマッチでやって勝って、準決勝で負けたので、その思いはもうしたくないですし、その経験を伝えるのは僕の役目だと思うので、チームを前にプッシュできるように気を引き締めてやっていきたいなと思います」と主将らしく重みのあるコメントを残した。

【了】

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