【写真:Getty Images】
アーセナルは30日、ブライトンからDFベン・ホワイトを完全移籍で獲得したことを正式に発表した。契約期間は長期、背番号は4に決まっている。
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ブライトンの下部組織出身であるホワイトは、2019/20シーズンにレンタル加入したリーズ・ユナイテッドで鬼才マルセロ・ビエルサ監督の指導を受け急成長。ブライトンへ戻った昨季は主力として活躍し、今年5月にはイングランド代表に初招集され、今夏のユーロ2020にも出場していた。
ホワイトは身長182cmとセンターバックとして特別大柄な選手ではないが、足元の技術はピカイチでビルドアップにおいて大きく貢献できる存在。ミケル・アルテタ監督も「ベンはボールを扱うことに長けた賢いDFで、彼のスタイルは我々に完璧にフィットする」と大きな期待を寄せている。
そんなホワイトを獲得するためにアーセナルが費やした移籍金は、『transfermarkt』によると5850万ユーロ(約70億円)とされている。同選手の推定市場価格が2800万ユーロ(約34億円)ということを考えても、かなり高額になったと言えるだろう。
この5850万ユーロという金額は、今夏の移籍市場においてジェイドン・サンチョ(約102億円)、アクラフ・ハキミ(約72億円)に次いで3番目に高いものとなっている。アーセナルとしてはニコラ・ペペ(約96億円)、ピエール=エメリク・オーバメヤン(約77億円)に次ぐ史上3番目に高い買い物となった。なお、DFとしては史上9番目、CBとしては史上7番目、サッカー界全体としては58番目に高い金額となっている。
過去5シーズンのプレミアリーグ最高成績が5位とやや寂しいアーセナル。ホワイトは高額な移籍金に見合う活躍を披露し、名門を再び高みへと導く原動力になるのか。大いに注目だ。
【了】