【写真:Getty Images】
東京五輪(東京オリンピック)女子サッカー準々決勝の4試合が30日に開催された。スウェーデン女子代表、カナダ女子代表、オーストラリア女子代表、アメリカ女子代表の4チームが準決勝進出を決めている。
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なでしこジャパン(日本女子代表)は強豪スウェーデン女子代表と対戦。序盤に先制を許したあと、一旦は田中美南のゴールで同点としたが、後半に突き放されて1-3で敗れる結果に終わった。
カナダ女子代表対ブラジル女子代表戦は0-0のまま延長まで120分間を終える。PK戦で1本目を失敗したカナダは窮地に立たされたが、ブラジルの4人目、5人目をGKが連続ストップして4-3の勝利を収め、3大会連続の準決勝進出を果たした。
イギリス女子代表対オーストラリア女子代表戦もお互い譲らない接戦となり、2-2で90分間を終えて延長戦へ。イギリスは延長前半にPKを獲得して絶好の勝ち越しチャンスを迎えたが、これをオーストラリアGKにストップされてしまう。
逆にその直後に勝ち越しゴールを奪ったオーストラリアは、延長後半開始直後にも追加点。イギリスはなでしこ戦でも決勝点を挙げていたFWエレン・ホワイトがハットトリックを達成して1点差に詰め寄ったが、オーストラリアが4-3で大激戦を制し、初の準決勝に進んだ。
今大会驚異的な破壊力を見せてきたオランダ女子代表は、グループリーグで苦戦していたワールドカップ女王のアメリカと対戦。この試合も激戦の末に2-2でPK戦にまでもつれ込み、2本をストップしたGKの活躍によりアメリカが4-2で勝利して2大会ぶりの準決勝進出を果たした。
8月2日に行われる準決勝はアメリカ対カナダ、オーストラリア対スウェーデンの2試合となることが決定。勝利を収めたチームは決勝へ進むとともにメダル獲得が確定する。
【了】