なでしこジャパン(日本女子代表)は30日、東京五輪(東京オリンピック)女子サッカー・準々決勝でスウェーデン女子代表と対戦し、1-3で敗れた。この試合中、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)
「スウェーデンは最も強いチーム」
――女子サッカーは決勝トーナメントに突入しました。なでしこジャパンの相手は、グループステージでアメリカ合衆国女子代表に勝利しているスウェーデン女子代表です。
「ノックアウトラウンドは今日からですが、なでしこジャパンは第3戦も勝たなければならない試合だったので、すでに緊張感の高い戦いを経験しています」
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「スウェーデンは間違いなくこの大会で最も強いチームなので、非常に厳しい戦いになると思います。攻撃のバリエーションも多いし、守備も本当に堅い。これまでのパフォーマンスだったらなでしこジャパンが勝つ方法はないと思う」
「試合が始まる前に両チームとも片膝をついた(人種差別への抗議を示した)のは良かったです。この舞台でメッセージを伝えるのは大事だと思う」
――立ち上がり、いきなり1本のパスでピンチを迎えました。
「危なかった!」
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