【写真:Getty Images】
U-24フランス代表のオーバーエイジ(OA)選手として東京五輪(東京オリンピック)に出場していたFWアンドレ=ピエール・ジニャックが大会を振り返るとともに、選手の派遣に応じなかったフランスの各クラブに批判的なメッセージを発した。自身の公式SNSでコメントを投稿している。
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フランスは東京五輪グループリーグで敗退し、すでに大会を終えた。初戦でU-24メキシコ代表に1-4の敗戦を喫し、続く第2戦ではU-24南アフリカ代表に4-3の勝利を収めたが、28日のグループ最終戦ではU-24日本代表に0-4で大敗。グループを3位で終え、決勝トーナメント進出はならなかった。
「全力を尽くしたが、グループの他の3チームのうち2チームが僕らよりも強かった。このチームのキャプテンを務められたことを誇らしく思う」とジニャックは述べ、チームメートたちやスタッフらへの感謝の思いを表している。
24歳以下のベストメンバーを組むことができれば大会屈指のスター軍団となる可能性もあったフランスだが、各所属クラブの選手供出拒否により実現せず。一旦はクラブの合意を得ないまま発表した招集メンバーをその後変更するなど、選手選考に大きな問題を抱えて五輪に臨むことになっていた。
「五輪はまたとない体験だ。フランスの一部のクラブに好き勝手にさせていいものじゃない。2024年には意識が大きく変わって、ホームのフランスで金メダルを獲得できることを願いたい」とジニャックは各クラブを批判しつつ、自国開催となる次回のパリ五輪への期待を述べている。
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