【写真:Getty Images】
プレシーズンマッチ、リバプール対ヘルタ・ベルリンが現地時間29日にティヴォリ・シュターディオン(オーストリア)で行われた。この試合で、南野拓実がユルゲン・クロップ監督の起用に応えるゴールを沈めている。
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ドイツ人指揮官は4-3-3を採用し、新加入イブラヒマ・コナテやトレント・アレクサンダー=アーノルド、ナビ・ケイタなどを先発で起用。南野はモハメド・サラー、サディオ・マネと共に3トップの一角に入っている。
リバプールは立ち上がりからヘルタを押し込むも、GKアレクサンダー・シュボロウのファインセーブなどもありなかなかゴールを奪えない。すると20分、サンティアゴ・アスカシバルに先制点を献上。さらにその10分後、シャルケから加入したスアト・セルダルにも点を許しリードを2点に広げられてしまった。
それでも、リバプールは36分に得点。コスタス・ツィミカスからのクロスを最後はマネが押し込んでいる。
そしてその6分後、日本代表MFが大仕事を果たした。サラーがペナルティーエリア内左でスルーパスを受けると、これをヒールで落とす。そこに南野が飛び込んでダイレクトシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。南野はアシストしたサラーとハグをかわし、スタジアムに足を運んだサポーターからは拍手が沸き起こった。
その南野は前半のみでアレックス・オックスレイド=チェンバレンと交代。ゴールというわかりやすい結果を残し、クロップ監督へのアピールに成功したことが何よりも一番の収穫だった。
なお、チームは後半にステヴェン・ヨベティッチに2ゴールを献上。終盤に1点を返すも3-4でヘルタに競り負けることになった。ただ、この試合ではフィルジル・ファン・ダイクとジョー・ゴメスの2人が実戦復帰。南野のゴールを含め、ポジティブな要素も少なくなかった。