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久保建英、五輪得点王も狙える? 現在のランキングとライバル選手は…【東京五輪】

text by 編集部 photo by JMPA

久保建英
【写真:JMPA代表撮影】



 東京五輪(東京オリンピック)グループリーグ各組最終節の試合が28日に行われ、決勝トーナメントに進む8チームが確定した。今大会の得点王争いの候補もある程度絞られてきている。

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 グループリーグを終えて得点ランキングの単独首位に立っているのは、5ゴールを挙げているU-24ブラジル代表のFWリシャルリソン。プレミアリーグでもブラジルA代表でも活躍する実力を存分に発揮し、初戦のドイツ戦でハットトリック、第3節のサウジアラビア戦でも2得点を挙げた。

 2位はフランスのアンドレ=ピエール・ジニャック。リシャルリソンに次ぐ4得点を挙げたが、チームは敗退が決まったためこれ以上得点数を伸ばすことはできない。

 大本命と言えるリシャルリソンを2点差で追う選手はアジア勢の3人。日本の久保建英と、韓国のファン・ウィジョ、イ・ガンインの3点がここまで3得点を記録している。

 久保は今大会で唯一のグループ3戦連続ゴールを記録。元ガンバ大阪のファン・ウィジョは28日のホンジュラス戦でPK2本を含むハットトリックを達成した。イ・ガンインはルーマニア戦で2点、ホンジュラス戦で1点をいずれも交代出場から記録している。

 2得点を挙げている選手は5人いるが、そのうち3人はチームがすでに敗退。勝ち進んでいるのはメキシコのアレクシス・ベガとニュージーランドのクリス・ウッドの2人のみだ。

 各チームの残り試合数は最大3試合。久保がこのままの調子を維持してゴールを加えれば、日本をメダルに導くとともに、日本人選手では1968年メキシコ大会の釜本邦茂氏以来となる五輪得点王の快挙も夢ではないかもしれない。

▽東京五輪得点ラキング(2点以上)
5点:リシャルリソン(ブラジル)
4点:アンドレ=ピエール・ジニャック(フランス/敗退)
3点:久保建英(日本)、ファン・ウィジョ(韓国)、イ・ガンイン(韓国)
2点:アレクシス・ベガ(メキシコ)、クリス・ウッド(ニュージーランド)、他3人(敗退)

【了】

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