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吉田麻也、「まだ何も掴み取ってない」。悲願の金メダル獲得へ「仕事はここから」【東京五輪男子サッカー】

text by 編集部 photo by JMPA

吉田麻也
【写真提供:JMPA】



【U-24日本代表 4-0 U-24フランス代表 東京五輪2020グループA第3節】

 東京五輪(東京オリンピック)2020男子サッカー競技グループA第3節、U-24日本代表対U-24フランス代表が28日に行われた。試合は4-0で日本が勝利した。主将の吉田麻也が試合終了後にインタビューに答えた。

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 引き分け以上で首位突破が決まる日本は立ち上がりから主導権を握り、久保建英と酒井宏樹のゴールで前半のうちに2点を奪う。後半に入っても、その勢いは衰えず。終わってみれば、フランス相手に4-0と圧倒した。

 主将として、チームにどんな声をかけて試合に臨んだかと聞かれた吉田は「他の競技でも、メダルを確実と言われている選手が予選敗退したりしてたんで気を緩めずに自分たちはまだ何も掴み取ってないんだぞと伝えました」とコメント。五輪を3大会経験している主将らしくチームを鼓舞していたようだ。

 また、ここからは一発勝負の決勝トーナメントとなるが、その戦いについて吉田は「チームとしては引き続き良い形で試合を進めていくことと、アグレッシブに泥臭く戦うこと、自分たちのベースにさらに大会を通じて成長していかないといけないなと思ってます」と話しつつ、「個人的には自分の仕事があるのがここからだと思っているので、またチームを良い方向に引っ張っていけるようにしたいなと思ってます」と話した。

 準々決勝の相手はU-24ニュージーランド代表。ここからはさらに厳しい戦いが続いていく。吉田はチームを牽引し、日本に悲願の金メダルをもたらすことができるだろうか。

【了】

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