「森保一監督の戦術は…」
――1人少ないメキシコに対して、セットプレーから失点してしまいました。
「守りにくいシーンだったけど、痛い1点ですね」
――10人というのを感じさせないくらい、メキシコは攻勢をかけてきます。
「メキシコはあきらめないね。今から見始める人がいたら、1人少ないのは日本と思うかもしれないね」
――その後もセットプレーからのピンチが続きますが、谷晃生のセーブもあって切り抜けています。
「ナイスセーブ!」
――なんとか勝利することができました。2点を先行した後の時間の進め方はどうでしたか?
「終盤だけピンチがあったね。メキシコも失うものはないので、圧倒的に攻めてきました。(メキシコは)本当にいいチームだと思う。2点が生まれてなかったら苦戦している可能性は高かったね」
――やはり2点が大きかったですね。
「森保一監督の戦術は良かったね。立ち上がりから積極的に攻めるのは正しかった」
――グループリーグ突破に大きく近づく1勝となりました。
▽語り手:ショーン・キャロル
1985年イングランド生まれ。2009年に来日。「デイリーヨミウリ」「Jリーグ公式ウェブサイト」などにも寄稿。高校サッカー、Jリーグ、日本代表など幅広く取材している。過去にはスカパーのJリーグ番組出演も。
【了】