【写真:Getty Images】
東京五輪(東京オリンピック)女子サッカー・グループリーグE組第2節の中国女子代表対ザンビア女子代表戦が24日に行われ、4-4の引き分けに終わった。
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今大会が五輪初出場となるザンビア女子代表は、初戦でオランダ女子代表に“洗礼”を受けた。大会史上最多記録となる10失点を喫し、「3-10」というスコアで歴史的大敗を喫していた。
中国に対しても一旦は1-3とリードを許したが、そこから3点を返して逆転。だが最後は追いつかれてしまい、4-4でのドローという結果に終わっている。
初戦ではオランダのFWヴィヴィアンヌ・ミーデマが4ゴールを叩き出す一方で、ザンビアもFWバルブラ・バンダがチームの全得点を挙げてハットトリックを達成していた。そのバンダは中国戦でも3点を挙げ、2試合連続ハットトリックとなった。
五輪女子サッカーでの2試合連続ハットトリックは史上初の快挙であり、1大会で2回のハットトリックを達成した選手も初。複数大会にまたがって2回のハットトリックを達成した選手もブラジルのFWクリスチアーニしか過去にはいなかった。
今大会6得点のバンダはもちろん現時点で得点ランキング首位に躍り出ている。過去に五輪女子サッカーで1大会6得点を挙げた選手は2012年大会得点王のクリスティーン・シンクレア(カナダ)のみであり、その最多記録にわずか2試合で並んでいる。
一方で、ザンビアと引き分けた中国もFWワン・シュアン(王霜)がチームの全4得点を記録。ザンビアにとっては2試合連続でエースFWがハットトリックを達成する一方で、相手選手一人に4点を奪われたことになった。五輪女子サッカーでの1試合4得点は2004年大会のブリギット・プリンツ(ドイツ)と並ぶ最多タイ記録となる。
【了】