東京五輪男子サッカーが新型コロナウイルスの影響による1年の延期を経て7月22日に開幕を迎えた。世界が注目するビッグイベントに、果たしてどのような選手たちが挑んでいるのだろうか。今回は、U-24ドイツ代表18人のメンバーを紹介する。
GK
元GKの父、祖父、叔父をもつフロリアン・ミュラー【写真:Getty Images】
フロリアン・ミュラー(背番号1)
生年月日:1997年11月13日(23歳)
所属クラブ:シュツットガルト
20/21リーグ戦成績:31試合出場/46失点(フライブルク)
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U-24ドイツ代表におけるGKのファーストチョイスだ。身長192cm・体重85kgの恵まれた体格と反射神経の良さが大きな武器で、とくに至近距離弾に対し強さを発揮する。昨季はレンタル加入したフライブルクでレギュラーの座を担い、ブンデスリーガ2位となるセーブ率71.6%を記録するなど、大きく評価を高めることになった。ちなみに、父も叔父も祖父も元GKだったという。
スベンド・ブローダーセン(背番号12)
生年月日:1997年3月22日(24歳)
所属クラブ:横浜FC(日本)
20/21リーグ戦成績:4試合出場/8失点(ザンクト・パウリ)
東京五輪終了後にJリーグへ参戦するスキンヘッドの守護神。下部組織時代から過ごすザンクト・パウリではあまり出番がなくセカンドチームでのプレーが大半を占めているが、リーチの長さが魅力で、そのポテンシャルは計り知れない。横浜FC加入が発表された際にクラブ公式サイトを通じ、子供時代に日本文化に多大な影響を受けて以来、来日が夢になっていたと日本愛を強調した。
ルカ・プログマン(背番号22)
生年月日:2000年3月10日(21歳)
所属クラブ:ブレーメン
20/21リーグ戦成績:8試合出場/14失点(SVメッペン)
年代別ドイツ代表でのプレー経験が豊富で、2017年にはU-17ワールドカップとU-17欧州選手権の両大会で正守護神を担った。ブレーメンでは出番に恵まれず、昨季レンタル移籍したSVメッペン(3部)でも怪我に泣くなどクラブチームでは苦戦中だが、化ける可能性は十分に秘めている。ちなみに、もしプロサッカー選手になれていなかったらパイロットを目指していたという。