【写真:Getty Images】
なでしこジャパン(日本女子代表)は24日、札幌ドームで行われる東京五輪(東京オリンピック)女子サッカー・グループリーグ第2節で、イギリス女子代表と対戦する。ここでは、イギリス女子代表の国際大会での歴史を振り返る。
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2007年FIFA女子ワールドカップで、ベスト8に進出したイングランド女子代表は、ドイツ女子代表、ノルウェー女子代表とともにヨーロッパ上位3ヶ国に入り、2008年の北京五輪出場権を獲得した。しかしIOC(国際オリンピック協会)は、BOA(イギリスオリンピック委員会)のみを認可しており、他3ヵ国とのイギリス女子代表結成が決裂したため、本大会出場は叶わなかった。
イギリス女子代表が初めて五輪に出場したのは、2012年の自国開催となったロンドン五輪。初出場ながら、グループリーグを全勝し首位で突破。準々決勝ではカナダ女子代表に敗れ、ベスト8敗退となった。
2015年のFIFA女子ワールドカップでもイングランド女子代表は3位となり、2016年リオデジャネイロ五輪の出場権を得たが、北京五輪のときと同様にイギリス女子代表結成が決裂したため、出場は叶わなかった。
2019年のFIFA女子ワールドカップでもイングランド女子代表はベスト4となり、東京五輪(東京オリンピック)出場権を獲得。BOA(イギリスオリンピック委員会)の意向もあり、イギリス女子代表が再結成され、東京五輪(東京オリンピック)出場を果たした。2度目の五輪出場となるイギリス女子代表は、グループリーグ第1節のチリ戦を勝利。24日になでしこジャパン、27日にカナダ女子代表と対戦する。
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