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年代別代表での経験豊富でキャプテンも務めたネウエン・ペレス【写真:Getty Images】
ネウエン・ペレス(背番号2)
生年月日:2000年6月24日(21歳)
所属クラブ:アトレティコ・マドリード(スペイン)
20/21リーグ戦成績:14試合出場/0得点0アシスト
早くにアトレティコ・マドリードに引き抜かれたアルゼンチン期待のセンターバック。身長184cmと特別大柄なタイプではないが、激しいプレッシャーと冷静な判断力を武器に相手を封じ込むことを可能としている。この世代では長く主力を張っており、キャプテンも担当。東京五輪でも中心的存在になることは間違いない。ちなみに自身のお手本はセルヒオ・ラモスとニコラス・オタメンディ。
クラウディオ・ブラーボ(背番号3)
生年月日:1997年3月13日(24歳)
所属クラブ:ポートランド・ティンバーズ(アメリカ)
2021リーグ戦成績:10試合出場/0得点1アシスト
アルゼンチンで最も歴史のあるサッカークラブの一つであるバンフィエルドで育ったレフトバック。トップチームに昇格したのは2017年で、そこから主力になるまでそう多くの時間はかからなかった。今年1月には活躍の場をポートランド・ティンバーズへと移したが、ここでもすでに欠かせぬ存在となっている。恐れなしの超アグレッシブなプレーは、東京五輪でも見られるはずだ。
エルナン・デ・ラ・フエンテ(背番号4)
生年月日:1997年1月7日(24歳)
所属クラブ:なし
2019/20リーグ戦成績:4試合出場/0得点0アシスト(ベレス・サルスフィエルド)
東京五輪・南米予選の首位通過に貢献した右サイドバックのファーストチョイス。足元の技術が高いため組み立てへの参加を苦にしておらず、最後は大胆な攻め上がりから決定的な仕事を果たせる選手だ。つい最近までベレス・サルスフィエルドに在籍していたが、経済的な問題を理由に退団。現在は無所属の状態となっており、東京五輪終了後に新天地を探すことになる。
レオネル・モセビチ(背番号6)
生年月日:1997年2月4日(24歳)
所属クラブ:アルヘンティノス・ジュニアーズII
20/21リーグ戦成績:7試合出場/0得点0アシスト(FCヴィゼラ)
ニコラス・オタメンディに憧れるセンターバック。身長184cmと圧倒的な高さはなくエアバトルにやや弱いが、タイトなマークで相手から自由を奪うことを可能としている。U-24アルゼンチン代表を率いるフェルナンド・バティスタ監督に対しては「彼はアルヘンティノス(・ジュニアーズ)時代から僕を知っていて、僕が成長するために自信を与えてくれた素晴らしい人」と信頼を寄せる。
マルセロ・エレーラ(背番号13)
生年月日:1998年11月3日(22歳)
所属クラブ:サン・ロレンソ
19/20リーグ戦成績:12試合出場/1得点3アシスト
サン・ロレンソで頭角を現したDFが東京五輪に参戦する。身長180cmとサイドバックとしては十分なサイズを誇っていて、スピードも水準以上。サイドを一気に駆け上がり、単独でチャンスの幅を広げることを可能としている。先月行われたU-20デンマーク代表との親善試合では決勝ゴールをアシストするなど、勝利の立役者に。本番でもそのような目に見える結果を残せるか注目だ。
ファクンド・メディーナ(背番号14)
生年月日:1999年3月28日(22歳)
所属クラブ:RCランス(フランス)
20/21リーグ戦成績:24試合出場/2得点1アシスト
「常にヨーロッパでプレーすることを考えていた」と話す22歳は、昨年夏にタジェレスからRCランスに移り念願の欧州初上陸。フランスリーグには問題なく適応し、すぐにレギュラーの座を確保した。その活躍もあり、昨年には嬉しいアルゼンチン代表デビューも果たすなど、順調な成長を見せている。昨季リーグ・アンだけで11枚ものカードを貰った事実が示す通り、プレーはかなり激しい。
フランシスコ・オルテガ(背番号19)
生年月日:1999年3月19日(22歳)
所属クラブ:ベレス・サルスフィエルド
19/20リーグ戦成績:5試合出場/0得点0アシスト
東京五輪・南米予選は不参加だったが、本大会メンバーには選出されることになった。主戦場は左サイドバックで、タイミングの良いオーバーラップと正確無比なクロスで攻撃に厚みをもたらせる点が最大の特長である。ベレス・サルスフィエルドとの契約切れが間近に迫り、パルメイラスやインテルナシオナウなどへの移籍が噂されていたが、先月ベレスとの契約を2024年まで延長。