【写真:Getty Images】
親善試合のルガーノ(スイス1部)対インテルが18日に行われた。試合は2-2のドローに終わった。ロメル・ルカクやラウタロ・マルティネスなど主力が不在の中、20歳のFWマーティン・サトリアーノが凄いゴールを決めた。
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ユーロ(欧州選手権)2020とコパ・アメリカ(南米選手権)2021が終了し、東京五輪に参加しない選手たちはすでに各クラブへ合流。すでに新シーズンへ向けて動き出している。それと同時に新シーズンへ向けたレギュラー争いも始まっている。
インテルはルガーノにまさかの2失点を喫するも、前半のうちに1点を返す。1-2の1点ビハインドで前半を折り返すと、インテルは54分に同点に追いつく。ルシアン・アグメがドリブルで相手陣内へ侵入し、右足でペナルティエリア内にいたサトリアーノにパスを供給。サトリアーノは左足でコントロールすると、振り向きざまに右足を振り抜く。強烈なボールはゴール左上に突き刺さった。
このゴールは圧巻だった。サトリアーノはペナルティエリア内の真ん中にポッカリと空いたスペースに入り込み、ボールを呼び込む。左足のコントロールが乱れてしまうが、振り向きざまに右足シュート。コントロールが乱れてしまったが、慌てず次の動きにスムーズに移り見事ゴールを決めた。ゴール前での落ち着きがあるからこそのゴールである。
パスを出したアグメはまだ19歳。昨季はインテルU-19でプレーしていたウルグアイ人のサトリアーノは現在20歳。今後の活躍が認められれば、インテルのトップチームでのプレーもありそうだ。さらには、ウルグアイのA代表でもプレーできる素質も持っているだろう。