東京五輪男子サッカーが新型コロナウイルスの影響による1年の延期を経て7月22日に開幕する。世界が注目するビッグイベントに、果たしてどのような選手たちが挑むのだろうか。今回は、U-24日本代表と同組であるU-24南アフリカ代表19人のメンバーを紹介する。
GK
【写真:Getty Images】
ロンウェン・ウィリアムズ
生年月日:1992年1月21日(29歳)
所属クラブ:スーパースポート・ユナイテッド
20/21リーグ戦成績:26試合出場/27失点
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A代表でも正GKを務めるロンウェン・ウィリアムズが、オーバーエイジ枠でU-24南アフリカ代表に加わった。国内の強豪クラブの多くは外国籍選手がゴールマウスを守っているが、主将を務めるスーパースポート・ユナイテッドで長年に渡って正GKに君臨している。184cmという身長はGKとしては標準的だが、抜群の反射神経を活かしたセービングが魅力で、至近距離からのショットストップにも定評がある。グループステージで対戦するU-24日本代表にとっては、波に乗せてはいけない存在だ。
モンディル・ムポト
生年月日:1998年7月24日(22歳)
所属クラブ:ブロームフォンテイン・セルティック
20/21リーグ戦成績:2試合出場/3失点
オーバーエイジとして参加するロンウェン・ウィリアムズとはスーパースポート・ユナイテッド時代の同僚で、2019年からプレーするブロームフォンテイン・セルティックでは控えGKという立場が続いている。U-20南アフリカ代表では正GKを務め、FIFA U-20ワールドカップでU-20日本代表と対戦した際は堂安律と小川航基にゴールを許している。腕が伸びるようなセービングは相手にとって要注意で、身体能力を活かしたエリア外への飛び出しでスイーパーキーパーとしてもチームに貢献する。ムポトにとってはU-24日本代表に勝ってリベンジを果たしたいところだろう。
シフィソ・ムルングワナ
生年月日:1997年4月27日(24歳)
所属クラブ:ゴールデン・アローズ
20/21リーグ戦成績:30試合出場/28失点
シフィソ・ムルングワナはトップチーム昇格2年目のGKで、20/21シーズンは正GKとしてリーグ戦全試合に出場し、チームの4位躍進に貢献している。190cmを超える体躯を活かしたハイボール処理に秀でており、至近距離からのシュートセーブも得意としている。ニックネームは「主役」で、まさに試合を支配するほどの存在感を放っている。