【写真:Getty Images】
J1の横浜F・マリノスは18日、トップチームの新監督にケヴィン・マスカット氏の就任が決定したことを発表した。
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横浜FMでは2018年から指揮を執っていたアンジェ・ポステコグルー前監督が先月退任し、スコットランドの名門セルティックの新監督に就任。以後はアカデミーダイレクターの松永英機氏が暫定監督としてトップチームを指揮していた。
現在47歳のマスカット氏はポステコグルー前監督と同じオーストラリア人であり、現役時代にはイングランドのクリスタル・パレスやウルヴァーハンプトン、スコットランドのレンジャーズなどでプレー。オーストラリア代表としても46試合に出場していた。
指導者としてはオーストラリア・Aリーグのメルボルン・ビクトリーで監督だったポステコグルー氏のアシスタントコーチを務め、2013年にポステコグルー氏が退任したあと後任監督に就任。Aリーグでレギュラーシーズン優勝2回などのタイトルを獲得し、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では横浜FMとも対戦した。
2019年にメルボルンを去ったあと、昨年6月にはFW鈴木優磨やGKシュミット・ダニエルらの所属するベルギー1部のシント=トロイデン監督に就任。だが成績は振るわず、12月に解任されていた。
「日本で最も成功しているサッカークラブのひとつである横浜F・マリノスの監督に、就任することができとても光栄です。まずは、この機会を与えてくれたクラブに心より感謝すると同時に、アジアで最も競争力のあるJリーグで、新たな挑戦ができることをとても楽しみにしています。自分たちの目標を達成するために、アンジェ ポステコグルー前監督が築き上げたものにさらに積み上げ、今シーズン力強く走り抜けられるよう力を尽くしたいと思います。特別なことを成し遂げるためのハードワークを共にする選手、スタッフと会えることを心待ちにしています」とマスカット新監督はクラブを通してコメントしている。
クラブの発表によれば、現時点でマスカット新監督の入国日は調整中。入国後は新型コロナウイルス対策として所定の待機措置を行ったあとチームに合流することになる。また、松永氏は引き続きトップチームに残ってマスカット新監督を補佐するとのことだ。
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