「メダルを取るためには…」
――U-24日本代表はなんとか最少失点で耐えて、1-1という結果に終わりました。
「前半は“本当の試合”だった。後半は交代が多すぎて試合の流れは評価しにくいですね」
――前半だけ見ると、攻められる時間も多い中で戦えていたように見えます。
「前半は押し込まれたときもよく耐えて、チャンスがあった瞬間にいい流れで攻撃もできたし、素晴らしい得点も生まれた」
「メダルを取るためにはこのまま続けないといけないと思います。リードしているときにできるだけ引いて守らず、自分たちで積極的なサッカーをしてほしい」
――個々のパフォーマンスはどのように映りましたか?
「全員、個々のバトルができていたと思います。酒井は非常に良かった。そして相馬も。典型的な日本人じゃないけど、それが武器になると思います。積極的な激しいドリブルは本当にいいですね」
――次はいよいよ本番です。今日はありがとうございました。
▽語り手:ショーン・キャロル
1985年イングランド生まれ。2009年に来日。「デイリーヨミウリ」「Jリーグ公式ウェブサイト」などにも寄稿。高校サッカー、Jリーグ、日本代表など幅広く取材している。過去にはスカパーのJリーグ番組出演も。
【了】