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「もっと相手のボールを奪う守備、相手が困る守備を」 森保監督、積極姿勢には満足も守備を課題に

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

森保一
【写真:田中伸弥】



【U-24日本 1-1 U-24スペイン キリンチャレンジカップ2021】

 キリンチャレンジカップ2021のU-24日本代表対U-24スペイン代表戦が17日に行われ、1-1の引き分けに終わった。試合を終え、森保一監督がこの一戦から得られた手応えについて語っている。

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 5日後に迫った東京五輪開幕に向けて最後のテストとなる試合。強豪スペイン相手に好勝負を演じた日本は前半に堂安律のゴールで先制し、後半に追いつかれたがドローに持ち込んだ。

「勝つことを目標として試合に臨んでいたので、勝ちきれなかったのは残念ですけど、粘り強く戦いながら攻撃もしっかりやっていくということを試合の中でトライしてくれたことは良かったと思います」と森保監督は試合を総括している。

「この強い相手との戦いの中で、得点を奪うことができた。2点目は奪えなかったですけどチャンスも(あり)、守るだけじゃなくトライしてくれた」と収穫についてコメント。一方で守備面を課題として挙げ、「1失点はある程度仕方ないところもあると思いますけど、もっと相手のボールを奪う守備、相手が困る守備をできればと思います」と語った。

 この後はいよいよ五輪の本番を迎える。「これまで通り1日1日を大切にして、選手のコンディション、チームのコンディションを上げて、金メダルという目標に向かって行きたいと思います」と指揮官は意気込みを示している。

【了】

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