【写真:Getty Images】
【日本 1-0 スペイン キリンチャレンジカップ2021】
U-24日本代表は17日、キリンチャレンジカップ2021でU-24スペイン代表と対戦している。
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日本は12日のU-24ホンジュラス代表戦からスタメンを3人変更。ダブルボランチの一角にMF板倉滉、左サイドバックにDF旗手怜央、左サイドMFにMF相馬勇紀が先発起用された。
一方、スペインも東京五輪を直後に控えて本気モードだ。オーバーエイジ枠で招集されたMFダニ・セバージョス、MFミケル・メリーノ、FWマルコ・アセンシオの3人が揃って先発。ユーロ2020に出場していた6人のうち、GKウナイ・シモン、DFパウ・トーレス、MFダニ・オルモも先発メンバーに名を連ねた。
試合は序盤からスペインが主導権を握り、ゆったりとボールを回しながらチャンスをうかがう展開に。日本はカウンターでゴールを狙う場面が多くなった。
互いにシュートの数は少なかったが、15分からスペインが立て続けにビッグチャンスを迎える。アセンシオからの丁寧なパスを受けたFWラファ・ミルは、浮いたボールをコントロールして右足を振り抜く。しかし、このシュートは日本の守護神・谷晃生の好セーブに阻まれた。
16分にはダニ・オルモのパスを起点にチャンスが生まれ、セバージョスに決定機が訪れるも、シュートはゴールの左に外れて先制ならず。その後もなかなか決定機を生かせない時間が続く。
日本は相手にボールを持たれる時間が長くなりながらも、組織的なプレッシングやカウンターでゴールの近くまでボールを運ぶことはできていた。あとはシュートの機会をどれだけ作り出せるかという流れだった。
34分には相馬の蹴った右コーナーキックに板倉が頭で合わせてゴールを狙うが、ヘディングシュートはクロスバーの上に外れてしまう。
続く40分、今度は流れの中から日本がチャンスを作る。左サイドで相手を揺さぶり、MF遠藤航のスルーパスに抜け出したFW林大地が相手ディフェンスを背負いながらシュート。惜しくもゴールの上に外れたが、スペインをひやりとさせた。
徐々にチャンスの数を増やしていた日本は、畳み掛ける。42分、左サイドでパスを受けたMF久保建英が強引に前を向いて相手選手を引き剥がし、中へ折り返すと、逆サイドから走り込んでいたMF堂安律が左足を振り抜く。背番号10の豪快な一発はGKウナイ・シモンも手が出せず、ゴールネットに突き刺さった。
前半は日本の1点リードで終了。序盤は劣勢だったが、組織的なディフェンスから徐々にチャンスの数を増やし、いい流れで後半に臨めそうだ。
【得点者】
42分 1-0 堂安律(日本)
【了】