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【写真:Getty Images】
遠藤航(シュトゥットガルト / ドイツ)
生年月日:1993年2月9日(28歳)※OA
A代表通算成績:28試合2得点
U-24通算成績:3試合1得点
遠藤航は吉田麻也、酒井宏樹とともにオーバーエイジでの東京五輪メンバー選出となった。U-24
ホンジュラス戦ではフル出場。吉田、酒井とともに若き日本代表を引っ張った。20/21シーズンの遠藤はブンデスリーガで警告累積により出場停止となった最終節を除く33試合にほぼフル出場。リーグ1位のデュエル勝利数を記録するなど中盤で大きな存在感を発揮した。来季のシュトゥットガルトの新主将候補との目されている。得意のボール奪取能力を武器にU-24スペイン代表戦でも実力を発揮してくれるだろう。ブンデスのデュエル王が金メダル候補相手にどれだけできるか注目だ。
【写真:Getty Images】
板倉滉(マンチェスター・シティ / イングランド)
生年月日:1997年1月27日(24歳)
A代表通算成績:5試合1得点
U-24通算成績:21試合6得点
板倉滉はU-24ホンジュラス戦は田中碧との交代で途中出場。ボランチとしてプレーした。板倉はこの世代を立ち上げた当初から中心メンバーの1人としてチームを支えてきた。2019年1月にマンチェスター・シティが獲得し、この2年半はオランダのフローニンゲンで経験を積んだ。前線への正確なフィードが得意で、3月のU-24アルゼンチン代表戦でヘディングから2得点を挙げるなど、フィジカル面も武器になる。オーバーエイジで守備陣が強化されたことでベンチスタートとなる機会が多そうだが、センターバックと守備的MFをこなせる点は選手層に厚みをもたらす。田中とのポジション争いを制するためにも、ボランチとしての価値をU-24スペイン戦で証明したい。
【写真:Getty Images】
久保建英(レアル・マドリード / スペイン)
生年月日:2001年6月4日(20歳)
A代表通算成績:11試合0得点
U-24通算成績:11試合4得点
久保建英はU-24ホンジュラス戦で先発出場。ゴールこそなかったが、80分までプレーし存在感は抜群だった。まだ20歳と若い久保だが、このチームの中心選手としてプレーしている。今季の前半戦はビジャレアルでプレーしたが、シーズン途中にレンタル契約を解除しヘタフェに加入。ヘタフェでも先発を外れることもあったが、第37節レバンテ戦で決勝ゴールを決めてチームのスペイン1部残留に貢献した。レンタル期間が終了し、レアル・マドリードに復帰した久保だが、来季もレンタル移籍という噂もある。東京五輪は注目が集まる大会。自身の価値を示すには絶好のチャンスである。今回の相手は自身もプレーするスペイン。金メダル候補相手にどんなプレーを見せてくれるのだろうか。