アルゼンチンサッカー協会(AFA)は1日、東京五輪に臨むU-24アルゼンチン代表メンバーを発表した。2008年大会以来となる金メダル獲得を目指す同国には、果たしてどのような選手が名を連ねたのだろうか。今回は、東京五輪本大会で注目すべきU-24アルゼンチン代表の5人をピックアップする。
U-24日本代表からもゴールを奪った巨漢FW
【写真:Getty Images】
FW:アドルフォ・ガイチ(CSKAモスクワ/ロシア)
生年月日:1999年2月26日(22歳)
20/21リーグ戦成績:13試合出場/0得点1アシスト(CSKAモスクワ)
20/21リーグ戦成績:15試合出場/2得点0アシスト(ベネベント)
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19歳の時にサン・ロレンソでプロデビューを果たしたストライカーは、一年前の夏にCSKAモスクワに入団し欧州初上陸。昨季は前半戦をCSKAモスクワ、後半戦をベネベントで過ごしている。後者では強豪ユベントス相手に決勝ゴールを奪うなど、一躍注目を浴びることになった。なお、現時点ではベネベントへのレンタルを終えCSKAモスクワ所属となっているが、どうやらスペインの複数クラブからオファーが届いているようで、来季はラ・リーガでプレーすることになるのでは? と噂されている。
年代別アルゼンチン代表としてはU-20ワールドカップ、U-20南米選手権などへの出場経験を持っている。2019年にはリオネル・スカローニ監督の下、フル代表デビューも果たした。そして、昨年の東京五輪・南米予選では全7試合中6試合に出場し、1得点2アシストをマーク。チームを本大会出場に導き、自身も問題なくメンバー入りを果たすことになった。
そんな若きストライカーは、身長190cm超えの体格を誇っており、自慢の「高さ」と「強さ」を前面に押し出して相手を無力化することができる。3月に行われたU-24日本代表との一戦でも、難しいボールを悠々と頭で合わせ決勝ゴールを奪った。また、その見た目からは想像できない走力もあり、前線からの守備を怠らないあたりも魅力。今大会で他国にとって厄介な存在になることは確かだ。