韓国サッカー協会(KFA)は6月30日、東京五輪に臨むU-24韓国代表メンバーを発表した。2012年のロンドン五輪で銅メダルを獲得している同国には、果たしてどのような選手が名を連ねたのだろうか。今回は、東京五輪本大会で注目すべきU-24韓国代表の5人をピックアップする。
出場が危ぶまれる韓国のファン・ダイク
【写真:Getty Images】
DF:キム・ミンジェ(北京国安/中国)
生年月日:1996年11月15日(24歳)
2021リーグ戦成績:2試合0得点0アシスト
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A代表でも主力として活躍するキム・ミンジェは、東京五輪に臨むメンバーに選ばれた。190cmという恵まれた体格を武器とするセンターバックで、スピードにも優れている。正確なフィードで攻撃を組み立てることから、そのプレーはフィルジル・ファン・ダイクに喩えられることもある。
2017年に全北現代でKリーグデビューすると、リーグ連覇に貢献するとともに自身も2年連続で年間ベストイレブンに選ばれた。18年にはU-23韓国代表としてジャカルタ・アジア大会優勝へとチームを導き、兵役を免除された。韓国代表ではガンバ大阪に所属するキム・ヨングォンとセンターバックでコンビを組み、これまで通算32試合に出場している。
オーバーエイジ(OA)として加わったキム・ミンジェはU-24韓国代表にとって心強いが、現時点で出場は不透明だという。ユベントスをはじめとする欧州のビッグクラブが関心を寄せており、怪我のリスクを恐れる北京国安が五輪出場に難色を示していると報じられた。果たして、韓国のファン・ダイクが日本のピッチに立つことはあるのだろうか。
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