左足に要注意! 17歳からブンデスリーガで活躍するMF
【写真:Getty Images】
MF:マクシミリアン・アーノルド(ヴォルフスブルク)
生年月日:1994年5月27日(27歳)
20/21リーグ戦成績:30試合3得点7アシスト
ブンデスリーガ通算251試合に出場してきたマクシミリアン・アーノルドがU-24ドイツ代表にオーバーエイジ(OA)として加わった。ヴォルフスブルクの生え抜きで、クラブの象徴的存在だ。ブンデスリーガのいくつかのクラブが東京五輪への派遣に難色を示した中、ヴォルフスブルクはチームの中心を送り出している。
トップチームデビューは2011年で、17歳でのデビューはクラブ史上最年少記録だった。13/14シーズンは7得点を記録して、初めてシーズンを通して主力に定着。このシーズンの終盤にはドイツ代表でも初出場を飾っている。A代表でのプレーはこの1試合のみだが、その後もヴォルフスブルクではコンスタントに活躍している。
左足から放たれるキックが最大の武器だ。鋭く曲がるクロスボールは味方の頭にピンポイントで届き、フリーでボールを持てばミドルレンジからも積極的にシュートを放つ。これまで、ブンデスリーガでは直接FKも数多く決めており、高速で鋭く曲がるシュートにも警戒が必要だ。
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