ドイツサッカー連盟(DFB)は5日、東京五輪に臨むU-24ドイツ代表メンバーを発表した。前回大会の決勝で敗れた同国には、果たしてどのような選手が名を連ねたのだろうか。今回は、東京五輪本大会で注目すべきU-24ドイツ代表の5人をピックアップする。
ゴジラが好き! Jリーグ移籍のGKは何者?
【写真:Getty Images】
GK:スベンド・ブローダーセン(横浜FC/日本)
生年月日:1997年3月22日(24歳)
20/21リーグ戦成績:4試合8失点
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「子供時代は、任天堂、ゴジラ、サムライ、ワイルドスピードXTOKYODRIFTなどを通じて日本の文化に多大な影響を受けていました」というスベンド・ブローダーセンは、東京五輪に参加する資格を与えられた。U-24ドイツ代表のメンバー発表から間もなく、横浜FCへの完全移籍も決まり、五輪後はJリーグでプレーすることに。最下位からの巻き返しを狙う横浜FCの救世主として、大きな期待を背負っている。
幼少期からザンクト・パウリのアカデミーに在籍し、トップチームに昇格した。ブンデスリーガ2部では6試合の出場のみで、これまではセカンドチームでのプレーが大半を占める。しかし、長いリーチを活かしたセービング技術は魅力的で、ポテンシャルは計り知れない。
U-24ドイツ代表には3人のGKが選出されており、実績面で見るとフロリアン・ミュラーが正GKを務めることが予想される。フライブルクで正GKとして活躍したミュラーは、20/21シーズンから遠藤航の所属するシュトゥットガルトでプレーする。ブローダーセンはミュラーらとポジションを争うことになるが、出場する機会は回ってくるだろうか。
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