チェルシーはユベントスのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザの獲得に関心を示し、オファーの提示を打診したがユベントスに一蹴されたようだ。独紙『ビルト』が報じたとしてイングランドやイタリアの複数メディアが伝えている。

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　昨季加入したユベントスでも主力として活躍したキエーザだが、今年夏に開催されたユーロ2020（欧州選手権）でさらに大きく飛躍。イタリア代表の53年ぶりの欧州制覇に大きく貢献し、大会ベストイレブンにも選出された。

　その活躍は他クラブからの関心も引きつけたようだ。ユーロ終了後にはバイエルン・ミュンヘンのユリアン・ナーゲルスマン新監督も「ぜひ欲しい」とキエーザへの関心を公言。だが高額な移籍金のため獲得は難しいという見通しも示していた。

　報道によればチェルシーは大金を支払ってでもキエーザを獲得したい意思を示し、1億ユーロ（約131億円）のオファーを提示しようとしたという。だがユベントスは交渉に応じようともせず、この打診を一蹴したとされている。

　ユベントスはキエーザに対して8000万ユーロ（約104億円）という評価額をつけているという報道もあった。だがそれを大きく上回る金額のオファーにも応じず、絶対に手放さないという強い意思を示したようだ。

【了】