【写真:Getty Images】
【なでしこジャパン 1-0 オーストラリア女子代表 MS&ADカップ2021】
MS&ADカップ2021のなでしこジャパン(日本女子代表)対オーストラリア女子代表戦が14日にサンガスタジアムby KYOCERAで開催され、なでしこジャパンが1-0で勝利を収めた。
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いよいよ1週間後に迫った東京五輪女子サッカーの開幕に向け、最後の実戦テストに臨むなでしこジャパン。新10番のFW岩渕真奈や主将を務めるDF熊谷紗希など、現状のベストとみられるメンバーを送り出した。
今年に入ってから行われた国際親善試合では大量得点を奪っての勝利が続いていたが、今回は相手も強力。東京五輪出場チームでありFIFAランキングでも拮抗しているオーストラリアとの激突は、やはり緊迫した接戦となる。
一進一退の攻防が繰り広げられる中、前半は菅澤優衣香のループシュートや、オフサイドとなった菅澤の抜け出しなどでゴールに迫るが得点ならず。オーストラリアの攻撃にもしっかり対応して失点を許さず、前半を0-0のまま折り返した。
後半開始から6人を入れ替えたオーストラリアに対して前半と同じメンバーで戦い始めた日本は、54分に待望の先制点を奪う。左サイドに抜け出した長谷川唯のクロスが相手選手のハンドを誘い、これで獲得したPKをエース岩渕がゴール左隅へ落ち着いて蹴り込んだ。
その後はなでしこジャパンも交代枠を使ってメンバーを入れ替えていくが、お互いインテンシティを落とさず好ゲームを展開。追加点こそ奪えなかったものの何度か良い形からチャンスを生み出した日本が1-0でリードしたまま試合を終え、五輪開幕へ弾みとなる勝利を手にした。
【得点者】
54分 1-0 岩渕真奈(日本)
【了】