【写真:Getty Images】
英紙『ザ・サン』は13日付で、開幕の迫る東京五輪男子サッカーの出場メンバーから11人の注目選手によるベストイレブンを選出した。11人のうち7人がU-24スペイン代表の選手で占められている。
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新型コロナウイルスの影響により当初の予定より1年延期された今回の五輪には、24歳以下の選手たちおよび各国3人までのオーバーエイジ(OA)選手が出場。だが五輪への選手供出には国際サッカー連盟(FIFA)による拘束力がないこともあり、選手の所属クラブの拒否によりベストメンバーを組むことができていないチームも少なくはない。
その中でもスペインは、国内のスポーツ法により各クラブに対して五輪への選手派遣が義務付けられるため、かなりの強力メンバーを招集。先日まで開催されていたユーロ2020(欧州選手権)にA代表として出場していた選手も6人含まれている。
『サン』が選んだベストイレブンにも、スペインから実に7人を選出。A代表の正守護神であるGKウナイ・シモンや、ユーロの最優秀若手選手に選ばれた18歳のMFペドリ、同じくユーロ出場組であるDFパウ・トーレスとDFエリック・ガルシア、OAとして招集されたレアル・マドリードのMFダニ・セバージョスとFWマルコ・アセンシオ、そしてヘタフェで久保建英ともチームメートだったDFマルク・ククレジャという顔ぶれだ。
残り4人のうち3人はU-24ブラジル代表の選手。A代表としてコパ・アメリカ2021(南米選手権)にも出場していたエバートンのFWリシャルリソンと、アーセナルの20歳FWガブリエウ・マルティネッリ、そしてOAで参戦する大ベテランのDFダニエウ・アウヴェス。最後の一人はミランの主力であるU-24コートジボワール代表OA枠のMFフランク・ケシエが選ばれている。
17日には五輪開幕前の最後の準備試合としてU-24日本代表と対戦するU-24スペイン代表。今大会屈指の豪華メンバーとの試合は絶好の最終テストとなりそうだ。
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