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イタリア代表守護神が驚きの告白。優勝決めたPKセーブ後に喜ばなかった理由は…

text by 編集部 photo by Getty Images

ジャンルイジ・ドンナルンマ
【写真:Getty Images】



 イタリア代表のGKジャンルイジ・ドンナルンマが、ユーロ2020(欧州選手権)で優勝を決めたPKストップの直後に喜ぶ様子を見せなかった理由を明らかにした。なんと優勝が決まったことに「気付いていなかった」のだという。

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 イタリア代表は現地時間11日に行われたユーロ決勝でイングランド代表と対戦。1-1のスコアで延長戦にもつれ込み、そのままPK戦に突入したが、2本のシュートをストップしたドンナルンマの活躍もありイタリアが53年ぶりの優勝を飾った。

 ドンナルンマはイングランドの5人目のキッカーを務めたブカヨ・サカのシュートに見事に反応し、左に飛んでストップ。だがこのセーブで優勝が決まった後も無表情のままゆっくりとピッチ上を歩き、チームメートたちが駆け寄ってきてからようやく喜ぶ様子を見せていた。

「すぐに喜ばなかったのは、分かっていなかったからだ」とドンナルンマはイタリア『スカイ』に語っている。「ジョルジーニョのPKで負けたと思って、もう落ち込んでいた。審判を見るとまだ大丈夫だと分かった。それからチームのみんなが駆け寄ってきて…もう何も分からなかったよ」と続けた。

 サカのシュートの直前には、イタリアの5人目である名手ジョルジーニョが決めれば優勝という場面でまさかのPK失敗に終わっていた。ドンナルンマはスコアのカウントも分からなくなるほど自身のプレーだけに集中していたということかもしれない。

【了】

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