U-24日本代表は12日、キリンチャレンジカップ2021でU-24ホンジュラス代表と対戦し、3-1で勝利した。この試合中、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)
「ゴールは少しラッキーだったね(笑)」
――東京五輪に臨むメンバーも決まり、本大会に向けた実戦も2試合を残すところとなりました。
「初戦のメンバーはほぼ決まりかなと思う。けど、今朝までやっていたユーロ(欧州選手権)を見て思うのは、相手に合わせてスタメンは変えていくんじゃないかと。過密スケジュールを戦うには全員のコンディションが大事になるから」
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――今日の試合で気になるのはどこになりますか?
「攻撃陣に注目したいです」
――前田大然は練習にも合流してベンチに入りましたが、上田綺世はベンチ外となりました。1トップにはバックアップメンバーの林大地が起用されます。
「(上田は)心配ですね。林はもちろん、A代表経験のある堂安律や久保建英にも期待したい」
――U-24日本代表は立ち上がりから強度の高いプレーを見せています。
「立ち上がりはすごく良いですね。積極性があって、主導権を握ってチャンスもいくつか作れています」
――左サイドで起用された三好康児のシュートがポストに直撃しました。しかし、その直後にCKから吉田麻也のゴールで先制です!
「ゴールは少しラッキーだったね(笑)。吉田がボールを触ったというより、ボールが吉田に向かってぶつかってきた感じ」
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