【写真:Getty Images】
ユーロ2020(欧州選手権)で優勝したイタリア代表とコパ・アメリカ2021(南米選手権)で優勝したアルゼンチン代表との間で、来年“世界一決定戦”が行われることになるかもしれない。アルゼンチン紙『オレ』が伝えている。
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欧州と南米で開催されていた2つの大陸選手権はどちらも先週末に決着。コパ・アメリカではアルゼンチン代表がブラジル代表を下して28年ぶりの優勝を飾り、ユーロではイタリア代表がPK戦の末にイングランド代表を下して53年ぶりの優勝を飾った。
従来であれば、各大陸選手権の優勝チームはFIFAコンフェデレーションズカップの出場権を獲得していた。だが4年に一度のワールドカップ前年に開催されていたコンフェデ杯は前回を最後に廃止となることが決まっている。
そのコンフェデ杯に代わる試合として、イタリアとアルゼンチンが来年対戦することが欧州サッカー連盟(UEFA)と南米サッカー連盟(CONMEBOL)の間で計画されているという。公式には国際親善試合だが、事実上の世界一決定戦となることが見込まれている。
会場として想定されているのは、イタリアとアルゼンチンの結びつきを象徴する存在であるディエゴ・マラドーナ氏に縁のある2つのスタジアム。ブエノスアイレスの「エスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ」、あるいは昨年マラドーナ氏の死去後に改称されたナポリの「スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ」のどちらかで試合を行うことが計画されているとのことだ。
来年には11月から12月にかけてカタールでワールドカップが開催されることもあり、日程の調整は容易ではないとも予想されている。欧州王者と南米王者の激突は実現するのだろうか。
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