WG&FW
【写真:Getty Images】
堂安律(PSV / オランダ)
生年月日:1998年6月16日(23歳)
A代表通算成績:20試合3得点
U-24通算成績:3試合2得点
A代表常連組の堂安律はこの世代の中心選手だろう。オランダの名門PSVに加入した堂安だが、中々出場機会を得られず。今季はドイツのアルミニア・ビーレフェルトへレンタル移籍となった。全34試合に出場し5得点3アシストを記録し、チームのブンデスリーガ1部残留に大きく貢献した。
右サイドが主戦場となる堂安だが、トップ下などでもプレーできる。得意のドリブルからのカットインは持ち味で、利き足の左足で強烈なシュートを放つことができる。それだけでなく、抜群のテクニックから繰り出されるパスも武器だ。PSVでは来季レギュラーとしてプレーできるかどうかは不透明。この東京五輪で自らの価値を証明したいところだ。
【写真:Getty Images】
相馬勇紀(名古屋グランパス)
生年月日:1997年2月25日(24歳)
A代表通算成績:3試合0得点
U-24通算成績:10試合3得点
層の厚い名古屋グランパスで左サイドの主力に定着しているのが相馬勇紀だ。東京五輪では同じJリーグで活躍する三笘薫とポジションを争うことになる。6月12日に行われたU-24ガーナ代表戦に先発しゴールを記録。続くジャマイカのA代表との一戦では三笘との交代で途中出場を果たした。
また、相馬はこの世代でも右サイドでのプレー経験もあり、右サイドでのプレーも問題ないように思われる。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)からU-24日本代表に合流し、ホンジュラス戦に臨む。疲労もあるだろうが、試合勘を維持したまま東京五輪に臨むことはプラスになりそうだ。
【写真:Getty Images】
前田大然(横浜F・マリノス)
生年月日:1997年10月20日(23歳)
A代表通算成績:2試合0得点
U-24通算成績:16試合9得点
前田大然は2019年7月に松本山雅FCからのレンタル移籍でポルトガル1部のマリティモに加入。そこでリーグ戦23試合に出場したが、得点はわずか3。得点量産とはいかなかったが、海外での経験は大きかったはずだ。その後、日本に戻った前田は所属する横浜F・マリノスで今季リーグ戦19試合に出場し、10得点2アシストを記録。抜群のスピードを武器にゴールという分かりやすい形で結果を残している。
また前田の特徴はゴールへ向かうスピードだけでなく、前線からプレスをかける時のスプリント。東京五輪でも前田のスピードに苦戦する選手は多いはず。マリノスのスピードスターが今後の飛躍を誓う。