【写真:Getty Images】
バルセロナのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、条件次第では他クラブへの移籍に応じる可能性もあるのかもしれない。スペイン紙『ラ・バングアルディア』が見通しを伝えている。
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バルサはエースとして君臨し続けてきたリオネル・メッシの契約が先月末で満了し、新たな契約締結を画策している状況。だがリーガの設定したサラリーキャップを大きく超過していることが障害となり、メッシとの契約延長のためには大幅な人件費削減が必要とされている。
グリーズマンがそのための放出候補の一人だという見方も浮上してきた。メッシに次ぐ高給取りであることや、加入以来2年間のパフォーマンスが十分ではなかったこと、攻撃陣にセルヒオ・アグエロやメンフィス・デパイが新たに加入したことなどがその理由と考えられる。
『ラ・バングアルディア』紙によれば、現時点でグリーズマン獲得に向けた他クラブからの具体的なオファーはバルセロナに届いていないという。だがプレミアリーグやセリエAなどからの関心も予想され、バルサとしてはオファーがあれば交渉に応じる意思はあるとみられている。
一方でグリーズマン本人としては、第一の希望はバルセロナに残留することだとされている。だがクラブの経営事情も理解しており、「競争力のあるプロジェクト」、つまり強豪クラブへの移籍であれば受け入れることもあり得るとのことだ。
古巣であるアトレティコ・マドリードもグリーズマンの獲得に関心を示しているクラブのひとつだとみられ、MFサウール・ニゲスとのトレードの可能性があると噂も浮上した。だが『アス』紙は、トレードでは人件費の大きな削減には繋がらないため実現は難しいとの見通しを示している。
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