【写真:Getty Images】
コパ・アメリカ2021(南米選手権)決勝のアルゼンチン代表対ブラジル代表戦が現地時間10日に行われ、1-0の勝利を収めたアルゼンチンが優勝を飾った。今大会を通して特に大きな輝きを放った選手といえばやはり、大会得点王・MVPにも輝いたアルゼンチン代表のFWリオネル・メッシだ。
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大会中にはバルセロナとの契約が満了して“無所属”となり、去就に関する騒動が巻き起こる中でコパ・アメリカを戦ったメッシだが、その影響を感じさせることもなくエースとしてチームをけん引。7試合の出場で4得点5アシストを記録する活躍をみせ、アルゼンチン代表を28年ぶりの南米制覇へと導いた。
今大会のメッシはまず、初戦のチリ代表戦でチームの大会初ゴールとなる先制点を記録。ゴール正面からの鮮やかな直接FKをゴール右隅に沈めた一撃だった。
グループ第4節のボリビア代表戦では2得点1アシストの活躍。先制点のアシストに続いてPKでアルゼンチンの追加点を記録し、さらに裏へ抜け出してGKの頭上を抜く絶妙なループシュートでもネットを揺らした。
続いて準々決勝のエクアドル代表戦でも1得点2アシストでチームの全得点に絡む大暴れ。自身のゴールは、大会2本目となる直接FKからのゴールをまたしてもゴール右隅の絶妙なコースへ突き刺したものだった
計4得点を挙げたメッシはコロンビア代表のFWルイス・ディアスと並んでの得点王を獲得。文句なしの大会最優秀選手(MVP)にも選出され、自身にとっても悲願だった代表チームでの初タイトル獲得に華を添えた。