【写真:Getty Images】
【アルゼンチン代表 1-0 ブラジル代表 コパ・アメリカ決勝】
コパ・アメリカ2021(南米選手権)決勝、アルゼンチン代表対ブラジル代表が現地時間10日に行われた。試合はアルゼンチンが1-0の勝利を収め、11大会ぶり15回目の南米王者に輝いた。そして、リオネル・メッシがA代表初のタイトルを獲得した。
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ここまで無敗の両者が激突するという最高の決勝戦となった。そして両エースもグループリーグから好調を維持し、決勝での両エース対決にも注目が集まった。
先制ゴールを決めたのはアルゼンチンだった。22分、ロドリゴ・デ・パウルの超ロングボールに抜け出したアンヘル・ディ・マリアがループシュート。ブラジル代表守護神エデルソンの頭上を越す完璧なループシュートが決まり、アルゼンチンが先制に成功した。
その後両チームチャンスはあるものの、中々ゴールを奪うことができず。試合は1-0のアルゼンチンリードで折り返す。ブラジルはフレッジに代えロベルト・フィルミーノを投入するなど早めに仕掛けるが、アルゼンチンがブラジルの攻撃をストップ。結局、1-0でアルゼンチンが勝利となった。
バルセロナではこれまでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)やラ・リーガのタイトルを獲得してきたメッシだが、北京五輪の金メダルやワールドユース優勝はあるものの、A代表においては今までタイトルなしだった。これまでコパ・アメリカとワールドカップでは準優勝が最高だった。だが今回コパ・アメリカを制したことで、34歳にしてA代表初タイトルを手にすることになった。
また、決勝戦前に大会最優秀選手(MVP)が発表された。南米サッカー連盟(CONMEBOL)はメッシとネイマールの2人をMVPに選出したと発表している。理由は「チームにポジティブな影響を与えた」や「一人に絞ることはできない」としている。ネイマールは今大会6試合に出場し2ゴール3アシスト。メッシは全7試合に出場し4ゴール5アシストを記録した。数字だけ見たらメッシの方が上かもしれないが、チームへの貢献度が評価されての選出。納得のMVP選出だ。
【了】