【写真:Getty Images】
【コロンビア代表 3-2 ペルー代表 コパ・アメリカ3位決定戦】
コパ・アメリカ2021(南米選手権)3位決定戦のコロンビア代表対ペルー代表戦が現地時間9日に行われ、コロンビアが3-2の勝利を収めた。試合を決定づけたのは後半アディショナルタイムに生まれたあまりにも劇的なスーパーゴールだった。
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準決勝では地元ブラジル代表に0-1で敗れたペルーと、アルゼンチン代表にPK戦の末に惜敗したコロンビア。あと一歩で決勝進出を逃した両チームが最後の意地を懸けて激突した。
試合は前半終了間際に先制したペルーが1点リードで折り返したが、後半は両チームがゴールを奪い合う激戦。一旦はコロンビアが逆転したが、ペルーも82分に再び同点とし、2-2のスコアで残り時間わずかとなった。
後半アディショナルタイムに入った94分、劇的な形で試合に決着をつけたのは、2-1の逆転ゴールも記録していたコロンビアのFWルイス・ディアス。ペルーのペナルティーエリア手前左でボールを受け、中央に空いたスペースに持ち込むと、右足で狙いすました強烈なミドルシュートをゴール右隅へ突き刺した。シュートコースに立ちはだかるペルー守備陣の間を貫き、ややアウトにかかった弾道でGKの手を弾いてネットに収まる素晴らしいゴールだった。
グループステージのブラジル戦、準決勝のアルゼンチン戦でもゴールを挙げていたディアスは、これで今大会4得点。決勝を残しているアルゼンチンのリオネル・メッシと並んで今大会の得点ランキング首位タイとなっている。