【写真:Getty Images】
【浦項スティーラース 1-1 名古屋グランパス ACL2021グループG第6節】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2021グループG第6節、浦項スティーラース対名古屋グランパスが現地時間7日に行われた。試合は1-1のドローに終わった。この試合で名古屋FW前田直輝が決めたゴールが凄い。
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前半は0-0で折り返すが、前田の凄いゴールが後半開始早々に生まれる。51分、ペナルティエリア手前の左でボールを受けた阿部浩之がエリア内中央に走り込んで来た齋藤学にスルーパスを供給。だが、相手DFのスライディングにより齋藤はボールを触れず、スルーのような形になりペナルティエリア右に走り込んで来た前田のもとへ。前田は得意の左足に持ち替え、ニアに強烈なシュートを決めた。
名古屋の連動した動きによりスペースができ、さらに前田の予測でボールを拾う。最後は前田の技術が光った。角度がほとんどない状態でニアを打ち抜くことができるのは技術がなせる技。あの状態であれば中に折り返すか、ファーサイドへのシュートだろう。それを前田は最も難しいであろうニアへのシュートを選択した。だが、前田は強烈なシュートを見事にニアサイドに突き刺し、名古屋に先制ゴールをもたらした。
このゴールで先制した名古屋だが、浦項のボリス・タシチのゴールで同点を許す。結局、試合はそのまま1-1で終了した。これにより名古屋は無敗で決勝トーナメント進出となった。