【写真:Getty Images】
【ブラジル代表 1-0 ペルー代表 コパ・アメリカ2021準決勝】
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コパ・アメリカ2021(南米選手権)準決勝、ブラジル代表対ペルー代表が現地時間5日にエスタディオ・ニルトン・サントス(ブラジル)で行われた。このゲームでは、セレソンのエースが自慢のドリブルから仕事を果たした。
連覇を目指すブラジル代表はチアゴ・シウバ、マルキーニョス、カゼミーロ、ネイマールら主力が順当にスタメン入りし、立ち上がりからペルー代表を押し込んでいる。12分にはカゼミーロが強烈なフリーキックを放ち、19分にはクロスからチャンスを作った。しかし、得点を奪うには至らなかった。
それでも、ブラジル代表は35分に先制する。左サイドからの折り返しにルーカス・パケタが合わせた。同選手はこれで2試合連続ゴール。ブラジル代表において連続弾を記録したのは、今回が初のことである。
この得点を演出したのはエースのネイマールだった。左サイドでボールを受けると、左右両足を巧みに使いボールキープ。最後は相手DF三人に囲まれながらも、一人の選手の股下にボールを通しその局面を打開した。そして最後は、パケタにラストパスを送っている。
後半に入りペルー代表の反撃に遭ったブラジル代表だが、GKエデルソンのファインセーブもあり得点を与えない。終盤にはエデル・ミリトン、ファビーニョらを入れて守備を固め、1-0のまま試合を締めることに成功した。
絶妙なドリブルから決勝点を演出したネイマールはこの日、シュート数4本、キーパス2本、ドリブル成功数両チーム最多の5回(参照:データサイト『Sofa score』)を記録するなど、攻撃の要としての役割を完遂。2試合連続、今大会3度目となるマン・オブ・ザマッチ(MOM)に選出されている。
背番号10の活躍で優勝に王手をかけたブラジル代表は、決勝でアルゼンチン代表対コロンビア代表の勝者と対戦する。