DF
ジョルディ・アルバ【写真:Getty Images】
セサル・アスピリクエタ(背番号2)
生年月日:1989年8月28日(31歳)
所属クラブ:チェルシー(イングランド)
20/21リーグ戦成績:26試合出場/1得点2アシスト
今大会成績:3試合出場/1得点0アシスト
セサル・アスピリクエタの選出はサプライズだった。ダニ・カルバハルが負傷、35歳のヘスス・ナバスも昨年10月を最後に代表から遠ざかっていた。アスピリクエタ自身は2018年以来の選出となるが、チェルシーを欧州制覇に導くなど、クラブでは傑出したパフォーマンスを見せている。今大会のチームは2戦連続引き分けスタートだったが、アスピリクエタが先発した第3戦以降はPK戦の勝利を含めて3連勝。経験豊富なベテランがスペイン代表も欧州の頂点へと導く。
アイメリク・ラポルテ(背番号24)
生年月日:1994年5月27日(27歳)
所属クラブ:マンチェスター・シティ
20/21リーグ戦成績:16試合出場/0得点0アシスト
今大会成績:5試合出場/1得点0アシスト
フランス代表に召集されたことのあるアイメリク・ラポルテは、スペイン代表にサプライズ召集された。3シーズン目となった今季のマンチェスター・シティでは3番手センターバックの立ち位置だったが、正確なフィードや対人守備能力の高さは折り紙付き。今大会ではここまで5試合すべてに先発しており、指揮官からの信頼は揺るがないだろう。
パウ・トーレス(背番号4)
生年月日:1997年1月16日(24歳)
所属クラブ:ビジャレアル
20/21リーグ戦成績:33試合出場/2得点2アシスト
今大会成績:5試合出場/0得点2アシスト
セルヒオ・ラモスが不在の今大会で、パウ・トーレスにかかる期待は大きい。191cmという長身を活かした空中戦で強さを発揮し、スピードと読みを活かして広いスペースをカバーする。クロアチア代表戦では自陣でのFKからゴールをアシストしている。攻撃的なスタイルを標榜するイタリア代表をおさえるには、この男の活躍が不可欠だ。
ジョルディ・アルバ(背番号18)
生年月日:1989年3月21日(32歳)
所属クラブ:バルセロナ
20/21リーグ戦成績:35試合出場/3得点7アシスト
今大会成績:5試合出場/1得点1アシスト
巧みなランニングと正確なボールテクニックで左サイドからチャンスを生み出す攻撃的サイドバックだ。エンリケ監督が指揮を執るスペイン代表から遠ざかる時期もあったが3月に復帰してメンバー入りの資格を勝ち取った。ここまで4試合に先発で起用されている今大会でも持ち前の攻撃性能は健在だ。