【写真:Getty Images】
コパ・アメリカ2021(南米選手権)準々決勝のアルゼンチン代表対エクアドル代表戦が現地時間3日に行われ、3-0の勝利を収めたアルゼンチンが準決勝進出を果たした。この試合で圧巻のパフォーマンスを披露したのはやはりこの男、1得点2アシストでチームの全得点を生み出したFWリオネル・メッシだ。
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グループステージ終了後の6月30日付でバルセロナとの契約が満了し、キャリアで初めて「無所属」での代表戦を迎えたメッシ。だが去就にまつわる様々な噂や憶測が飛び交う騒動の中でも全くプレーにその影響を感じさせることはなかった。
まずは前半40分、均衡を破るアルゼンチンの先制ゴールをお膳立て。メッシの最初のスルーパスで抜け出したニコラス・ゴンサレスは飛び出したGKにストップされたが、こぼれたボールを再び拾ったメッシから今度はロドリゴ・デ・パウルへ。逆サイドからフリーで走り込んでいた味方選手を驚異的な視野で完璧に捉えていた。
続いて84分、相手陣内でのボール奪取で数的優位の状況を生み出すと、最後に残ったエクアドルDFの逆を取ってラウタロ・マルティネスへラストパス。フリーで受けたラウタロがGKとの1対1を確実に決めて2-0とした。
最後は後半アディショナルタイム、自らのスーパーゴールで試合を締めくくる。ペナルティーアーク内中央の絶好の位置からのフリーキックを難なく沈め、今大会の得点ランキング単独首位にも浮上する4点目のゴールとなった。
これでメッシはアルゼンチン代表で通算76点目のゴール。ブラジルのレジェンド、ペレ氏が保有する南米最多記録の77得点まで「あと1点」に迫っている。