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これぞエースの技! イングランド代表FWの2ゴールが凄い。ルーニー以来の快挙とは…【ユーロ2020/動画付き】

text by 編集部 photo by Getty Images
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【写真:Getty Images】



【ウクライナ代表 0-4 イングランド代表 UEFAユーロ2020・準々決勝】

 エースの活躍が、イングランド代表をベスト4へと導いた。ハリー・ケインが決めた2ゴールには、ストライカーらしい技術が詰まっていた。

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 ユーロ2020(欧州選手権)準々決勝、ウクライナ位代表対イングランド代表が現地時間3日に行われ、0-4でイングランド代表が勝利している。4分に先制すると、後半開始から5分間で2得点。63分にも1点を加え、最後は余裕をもって準決勝進出を決めている。

 口火を切ったのは頼れるエースだった。左サイドのタッチライン際からラヒーム・スターリングがカットインすると、DFラインの裏を取ったハリー・ケインにスルーパスが通る。右足で触れたボールはGKの胸に当たってゴールに吸い込まれた。

 後半早々にイングランド代表はFKから追加点を挙げた。さらにその4分後、またしてもスターリングが左サイドでボールを受ける。相手2人を引き付けたスターリングは、オーバーラップするルーク・ショーにパス。ショーはダイレクトで左足のクロスを上げ、ゴール前に飛び込んだケインが頭で合わせた。

 1点目のシーンでケインは、DFの死角にタイミングよく入り込んでボールを引き出している。さらに、2人のDFの間にうまくポジションを取ったことで、フリーでクロスを頭で合わせて2点目を決めた。ラウンド16までの4試合で1得点に留まっていたが、この大一番でエースとしての働きを果たした。

 ユーロ公式サイトによると、イングランド代表の選手が決勝トーナメントで1試合2得点を挙げるのは、ユーロ史上初とのこと。また、ユーロでの2得点は2004年大会のグループステージ・クロアチア代表戦で決めたウェイン・ルーニー以来の快挙だった。

 その後、イングランド代表はCKからジョーダン・ヘンダーソンが今大会初ゴールを決めて、そのまま試合は終了。グループステージ初戦からここまで5試合連続無失点で、イングランド代表は準決勝に駒を進めている。

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