ユーロ2020（欧州選手権）準々決勝、ベルギー代表対イタリア代表が現地時間2日にフースバル・アレーナ・ミュンヘン（ドイツ）で行われる。グループリーグを全勝で通過し、ラウンド16で前回王者ポルトガル代表を撃破したベルギー代表は、この試合にどんなメンバーで挑むだろうか。ロベルト・マルティネス監督が送り出すであろう先発11人は以下の通りだ。

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▽GK
ティボー・クルトワ（レアル・マドリード／スペイン）

▽DF
トビー・アルデルヴァイレルト（トッテナム／イングランド）
トーマス・ヴェルメーレン（ヴィッセル神戸／日本）
ヤン・フェルトンゲン（ベンフィカ／ポルトガル）

▽MF
トマ・ムニエ（ドルトムント／ドイツ）
ユーリ・ティーレマンス（レスター／イングランド）
アクセル・ヴィツェル（ドルトムント／ドイツ）
トルガン・アザール（ドルトムント／ドイツ）

▽FW
ドリース・メルテンス（ナポリ／イタリア）
ヤニック・フェレイラ・カラスコ（アトレティコ・マドリード／スペイン）
ロメル・ルカク（インテル／イタリア）

　GKは大きな問題がなければ確実にティボー・クルトワが起用されるだろう。トビー・アルデルヴァイレルト、トーマス・ヴェルメーレン、ヤン・フェルトンゲンの3バック、さらに両ウイングバックと中盤底2枚もまた、ラウンド16のポルトガル代表戦から変更はないと予想する。

　ベルギー代表にとって痛手となったのは、ポルトガル代表戦でエデン・アザールとケビン・デ・ブライネの両者が負傷したことだ。彼らはどうやら前日練習を欠席したようで、イタリア代表戦でスタメンに入る可能性は低いと見る。とくに、デ・ブライネのスタート起用回避は大ダメージと言えそうだ。なお、彼ら2人に代わるのはドリース・メルテンスとヤニック・フェレイラ・カラスコと予想する。

　最前線にはロメル・ルカクが入るだろう。今大会ここまで3ゴールと好調な怪物FWがイタリア代表相手にも猛威を振るうのか。ベスト4進出へのカギとなりそうだ。

　T・アザールは「これまで会った中で最も手強い相手」とイタリア代表を警戒した。ここで勝利したチームが優勝へグッと近づくことになりそうだが、果たしてベルギー代表は勝利を奪えるか。

【了】