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【イタリア代表メンバー ユーロ2020選手名鑑】基本スタメン&招集全選手紹介。暗黒期は終了? 戦力充実で優勝候補の一角へ!

シリーズ:ユーロ2020選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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マルコ・ヴェラッティ
イタリア代表の上位進出のカギを握るマルコ・ヴェラッティ【写真:Getty Images】



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マヌエル・ロカテッリ(背番号5)
生年月日:1998年1月8日(23歳)
所属クラブ:サッスオーロ
20/21リーグ戦成績:34試合出場/4得点3アシスト
代表通算成績:10試合出場/1得点2アシスト

ミランでは主力に定着できなかったものの、サッスオーロで着実に成長。その活躍が認められ、嬉しいEURO初出場を掴み取ることになった。中盤底で冷静にボールを持ちパスを捌く姿からアンドレア・ピルロと比較されることもあるが、機動力はその先輩よりも上。ゴールに絡むアクションも多く、泥臭い守備も怠らない。今夏にはビッグクラブ入りの噂も。

マルコ・ヴェラッティ(背番号6)
生年月日:1992年11月5日(28歳)
所属クラブ:パリ・サンジェルマン(フランス)
20/21リーグ戦成績:21試合出場/0得点2アシスト
代表通算成績:40試合出場/3得点2アシスト

アッズーリの上位進出のカギを握る中盤の要だ。天下一品のパススキルと巧みなドリブルで攻撃を司り、身長165cmと小柄ながらハードなディフェンスでも存在感を示す。先月クラブでの練習中に右ひざを負傷し初のEURO行きが危ぶまれたが、なんとかメンバー入り。ロベルト・マンチーニ監督は「(初戦の)トルコ代表戦に出場できると思う」と話しているが、果たして。

ロレンツォ・ペッレグリーニ(背番号7)
生年月日:1996年6月19日(24歳)
所属クラブ:ローマ
20/21リーグ戦成績:34試合出場/7得点6アシスト
代表通算成績:17試合出場/2得点0アシスト

ローマでフランチェスコ・トッティやダニエレ・デ・ロッシらが巻いてきたキャプテンマークを受け継いだ男。視野の広さとキック精度の高さを武器にゲームをコントロールするだけでなく、豊富な運動量を駆使し果敢にペナルティーエリア内へ飛び込むなど、組み立てから崩しまで幅広く貢献できる。身長186cmと体格にも恵まれるMFにはリバプールが興味との噂も。

ジョルジーニョ(背番号8)
生年月日:1991年12月20日(29歳)
所属クラブ:チェルシー(イングランド)
20/21リーグ戦成績:28試合出場/7得点1アシスト
代表通算成績:28試合出場/5得点2アシスト

マウリツィオ・サッリ監督の下で才能を開花させたMFが、29歳にして初のEUROに挑む。最大の武器は最終ラインからボールを引き出してパスを正確かつテンポよく捌き、攻撃のリズムを生み出すこと。この能力に関して、背番号8の右に出る者はいないと言っていいだろう。所属するチェルシーではチャンピオンズリーグ(CL)制覇を経験。良い状態でEURO本大会に臨むことができそうだ。

マッテオ・ペッシーナ(背番号12)
生年月日:1997年4月21日(24歳)
所属クラブ:アタランタ
20/21リーグ戦成績:28試合出場/2得点2アシスト
代表通算成績:5試合出場/2得点0アシスト

2020/21シーズンにアタランタで評価を大きく高めた若きMFが、ステファノ・センシの負傷離脱に伴い初のEURO出場を掴み取ることに。テクニックがずば抜けて高いわけではないが、中継役として十分に機能し、オフ・ザ・ボールの巧みな動き出しからフィニッシュにも絡むなど、豊富なアクションで相手を大いに困らせることができる。大舞台でも結果を残せるか。

ブライアン・クリスタンテ(背番号16)
生年月日:1995年3月3日(26歳)
所属クラブ:ローマ
20/21リーグ戦成績:34試合出場/1得点1アシスト
代表通算成績:11試合出場/1得点2アシスト

ミランの下部組織出身で2011年にトップデビューするも、その後はパッとしなかった。しかし、2017年に加入したアタランタでジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の指導を受け、大きく成長。2018年より所属するローマでも主力として奮闘中だ。容易にボールを失うことなく、飛び出しやチャンスメークに優れ、さらにセンターバックも担える守備力もあるなど実に万能。

ニコロ・バレッラ(背番号18)
生年月日:1997年2月7日(24歳)
所属クラブ:インテル
20/21リーグ戦成績:36試合出場/3得点9アシスト
代表通算成績:23試合出場/5得点4アシスト

インテルの11年ぶりとなるセリエA制覇に大きく貢献した伸び盛りのMFだ。技術力が高く攻撃の組み立てをそつなくこなし、危険なエリアへボールを運ぶこともお手の物。また、とにかく運動量が豊富で非凡なスプリント力も持っており、カウンター時に脅威となることはもちろん、守備ではハードワークを忘れることがないなど、現代型MFに必要なものをすべて備えている。

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